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企画
小嶋陽菜さんの唇グミから学んだプロ根性!!
7月末に、#ハイ_ポールのイベントで小嶋陽菜さんの唇グミの販売が行われました。
研究所では当初あくまで番組用の企画として開発製造したものですので、当然「量産」ということは全く考えておらず、フジテレビさんから「イベントでの販売企画」が持ち上がった際はグミ研究所内では大きな戸惑いがありました。
「番組で使っていただいたものと同様の品質がたもてるのか?」
「たとえ品質が保てたとしても量産できるのか?」
「イベント開催日までに確実に納品できるのか?」
あげたらきりがないくらいの不安の連続です。
研究員達から「どうしよう・・・」という声なき声がこぼれそうになったとき、一人の研究員が世界に一つだけの「小嶋陽菜さんの唇型」を眺めながら
「あらためて見ると、すごいよなぁ・・・」
と、つぶやいたのです。
どこがどうすごいのか?
すぐにはわからない、研究員達に対して
「やったことのない人はわからないと思うけれど、型取りされる人ってかなり大変なんだよねぇ」
「型取り材ってべとべとしているじゃない。これを自分の顔に5分間もくっつけているっていうだけでもかなりの負担なんだよね」
「だけどさ、この唇型をよーく見てよ。口を少し開けた状態で型取りしている」
「つまり、口の中にべとべとの型取り材が入っているってことだよね」
「君たちできる?」
・・・
つまりこの研究員が言いたいことは、この唇がどうしたら小嶋陽菜っぽいものになるかを考えた上で、彼女はあえて口を少し開けた状態で型取りをしたということです。
この少し開けた口に小嶋陽菜さんの「プロ根性」を見たというわけです。
とすれば、私たちもグミ研究所の研究員もグミ作りに関してはプロ中のプロ!
小嶋陽菜さんのプロ根性にグミのプロとして応えなければなりません。
彼女もいらっしゃるイベントに、小嶋陽菜の分身といえる「唇グミ」を300セット。
心を込めて手作りするしかない。
そういう決心がつきました。
大量のグミ液を一度に仕込むことができないラボでは、グミ液の品質をバッチ毎に安定させる必要がありその都度配合に慎重にならざるを得ないこと。
コーンスターチに肩を押し付ける際手作業なので機械のように均一に力をかけることが難しくそのため歩留まりが悪くなること、などなど
300セットを作っては、思うようなものにならず破棄すること2回
ようやく完成して、当日を無事迎えることができこのような形でブースに並びました。
販売中はあまりの人で写真を撮ることができませんでしたが、無事完売。
ほっと一息つきました。
小嶋陽菜さんというトップアイドルの唇からプロ根性を学ぶという稀有な体験ができた私たちグミ研究所の研究員は、今日も新たなグミの研究を進めています。
【小嶋陽菜さん 公式Twitter】
私の唇を再現した唇グミ💋本当にすごかった!体験してほしい🤣@kami_noma pic.twitter.com/TQBx0UNmzI
— 小嶋 陽菜 (@kojiharunyan) 2017年5月5日